2021/02/28

今回は【菊花賞2018】予想考察|レース展望と出走馬分析(前編)についての記事です。
京都競馬場・芝3000mで行われる菊花賞ですが、
昨年は2番人気⇒10番人気⇒13番人気と2・3着に人気薄が飛び込み、
三連複で13万馬券、三連単で55万馬券と波乱を迎えましたが、
今年もメンバーを見る限り「波乱ムード」プンプンと匂う1戦。
つまり、予想は難解で印の順列を含めてセンスが問われるレースになりそうですが、
人気の盲点となる馬をバシッと見つけて馬券を仕留めたいですね!\(^o^)/
【菊花賞2018】予想考察
レース展望
皐月賞・日本ダービーと続く牡馬3冠クラシックの最終関門ですが、
今年の牡馬路線は人気薄の馬がバンバンと馬券圏内に来る点を含め、
大混戦の混戦ムードでどの馬にもチャンスがある様な状況。
そして、改めて牡馬クラシックの着順を見ると…
【皐月賞】
1着:エポカドーロ(7番人気)
2着:サンリヴァル(9番人気)
3着:ジェネラーレウーノ(8番人気)
三連複:53,410円
三連単:372,080円
【日本ダービー】
1着:ワグネリアン(5番人気)
2着:エポカドーロ(4番人気)
3着:コズミックフォース(16番人気)
三連複:521,600円
三連単:2,856,300円
春の2冠レースに関しては5番人気以内で馬券に絡んだ馬は
日本ダービーのエポカドーロ(4番人気)の1頭であり、
その他は5番人気以上の人気薄の伏兵が上位を独占する結果。
つまり、前回の記事で書いた事と繰り返しとなりますが、
〝出走馬の大半にチャンスがあるメンバー構成〟
さらに枠・展開・馬場次第で結果がガラリと変わる可能性は十分にあり、
最終的な結論はその辺りをシッカリと見極めた上で出したいですね!\(^o^)/
ちなみに現段階で本命候補は3頭ほどピックアップしていますが、
それらの馬については出走馬分析の評価等を参考にご想像ください…。(苦笑)
出走馬分析
アイトーン
3走前の皐月賞では超ハイペースを演出した立役者だが、
逃げることで自信の持ち味をフルに発揮できるタイプの馬。
そして、致命的なスタートダッシュの遅さがネックとは言え、
今回のメンバーであれば皐月賞と同様に強引にハナを狙えば逃げることは可能であるはず。
ただ、冷静に考えてポテンシャルの証明が薄く粘り込みを期待するのは難しいだろう。
能力:☆
適性:☆
臨戦:☆☆
期待値:F
アフリカンゴールド
ステイゴールド産駒+500万・1000万の特別戦を連勝と過剰に人気を集める要素はあるが、
近2走の内容は好位から抜け出して後続をねじ伏せる強い競馬であり、
特に前走の兵庫特別も古馬の1000万クラスの馬を相手に0秒7差を付ける大楽勝。
そして、普通のステイゴールド産駒なら小頭数から多頭数に変わる点もプラス材料であり、
特別戦からGⅠに相手が強く流れで更にパフォーマンスを上げる可能性は十分にある。
後は鞍上がビビらずポジションを取りに行けば馬券圏内も見えて来るだろう。
能力:☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:D
エタリオウ
今回は主な勝ち鞍「2歳未勝利」の身ながら菊花賞で1番人気が濃厚な不思議な馬。
そして、前走の神戸新聞杯はデムーロ騎手が前哨戦で時より見せる、本番に向けて脚を計るお試し騎乗。
最後はいつもの癖で右にヨレながら猛然と追い込んで2着だが、
仕上がり状態や展開を考えれば負けて強しの競馬で本番に向けて視界良好と言える内容。
実際に2走前の日本ダービーでは非常に強い競馬をしていた馬であり、
その13番人気4着の激走はフロックではないと考えてOK。
今回はデムーロ騎手の継続騎乗+叩き2戦目+集中力を活かせる多頭素に替わり初GⅠ制覇のチャンス。
能力:☆☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:C
エポカドーロ
春は皐月賞を巧妙なレース運びで勝利を収めたが、
続く日本ダービーでも展開に恵まれたとは言え、逃げて2着に粘る強い競馬。
そして、秋初戦である前回の神戸新聞杯は痛恨の出遅れ+直線の不利を含め4着に敗れているが、
初めて後方から追い込む競馬をした点を考えると上々の競馬であり、
今回はスタートを五分に決めて先行すれば位置取りショックが掛かる絶好のタイミング。
つまり、普通に考えればコノ馬を狙うのが最もベターな気がするが、
先週のラッキーライラックやロックディスタウンなど、
オルフェーヴル産駒は時より「燃え尽き症候群」を見せる点は気掛かり。
さすがに前走の競馬を見るとその様なことはないと見ているが、
意味不明な惨敗をすれば今後はオルフェーヴル産駒の扱い方には要注意ですね。
能力:☆☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆☆
期待値:C
グレイル
前走のセントライト記念は骨折明けの厳しい条件の中で6番人気3着。
レースは岩田騎手がインで最高の立ち回りをした結果であり、
上位勢とは差のある内容でお世辞にも強い競馬とは言い難いイメージ。
そして、3走前の皐月賞のレース見ても「中山巧者」である可能性が高く、
今回は軽い芝+広いコースの京都に替わる点で前回よりパフォーマンスを下げるはず。
骨折明けで激走した後のタイミングを考えてもココは手を出し辛い。
能力:☆☆☆
適性:☆☆
臨戦:☆☆
期待値:E
グローリーヴェイズ
前走の佐渡ステークスは終始馬場の良い所を追走する鞍上の好騎乗とは言え、
古馬の準オープンで後続に0秒2差を付けて勝利した点は評価できるモノ。
そして、2走前の京都新聞杯もチグハグな騎乗で4着に入選した点を含め、
今回のメンバーを相手にしてもポテンシャル面で大きく見劣ることはないはず。
後はディープインパクト産駒の初GⅠ挑戦の鮮度を活かしてどこまで上位を狙えるか?
能力:☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:D
コズミックフォース
2走前の日本ダービーは16番人気の低評価を覆す3着だが、
プリンシパルステークスを勝利した後の臨戦過程であり、
過去に例を見ない異例の激走で個人的には衝撃を受けた馬。
そして、前走のセントライト記念でも高い能力を認め上位の評価をしたが、
休み明け初戦・トリッキーな2200mを考慮しても少し不可解な敗戦。
さらに今回は血統背景を考えても距離が伸びる点は歓迎とは言えず、
前回以上の上積みを望むのは難しい状況で厳しい戦いになりそう。
能力:☆☆
適性:☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:D
【菊花賞2018予想考察】のまとめ
本記事ではレース展望とと出走馬分析について書きましたが、
過去の傾向とデータ分析は下記の記事にアップしています。
コチラも合わせて宜しくお願い致します!m(__)m
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
その馬の名はリンク先、りょう店長の競馬予想ブログの紹介文にて公開中!
<推奨理由>
前回はスタートの出遅れ+直線の不利と厳しい条件が揃うが、
最後はシッカリと追い上げて4着を確保した点は評価できる内容。
そして、ポテンシャルの証明も春に残した実績を考えれば上位の存在であり、
今回は先行すれば位置取りショックが掛かる絶好のタイミング。
臨戦過程を見れば最もベタに狙える馬で現段階では◎~▲の評価を付ける予定です。
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今年もダービー馬不在で大波乱!?
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淀の3000mで行われる三冠最終戦・菊花賞。神戸新聞杯を制したワグネリアンが天皇賞(秋)へ出走するため、これで4年連続ダービー馬不在の菊となる。
世代の頂点に立つ馬が回避するとあって、新潟記念を制したブラストワンピース、皐月賞馬のエポカドーロ辺りが1番人気に支持される可能性が高いが、前者は例を見ないローテ、後者は3000mの距離…と不安材料が無きにしもあらず。
「ダービー馬が神戸新聞杯を制し、菊花賞に出走しなかった」ケースは昨年も同様で、2着に10番人気のクリンチャー、3着に13番人気のポポカテペトルと人気薄が入り、3連複13万、3連単55万馬券の大波乱決着。今年も波乱の目は十分あると考えて良いだろう。
人気上位勢に付け入る隙があるならば、注目すべきは「トライアル惜敗組」となるか。セントライト記念3着のグレイル、神戸新聞杯2着のエタリオウは前走からの上積みもあり、距離延長も問題ないタイプ。神戸新聞杯3着のメイショウテッコンも世代随一のスタミナを誇り、先行脚質は坂の下りがある京都外回りで有利に働くはず。またトライアルでは無いものの、ラジオNIKKEI賞で目の覚める末脚を披露したフィエールマンも鞍上ルメール騎手で不気味な存在だ。
また、信濃川特別を勝って鞍上モレイラ騎手で直行するグロンディオーズや、兵庫特別を楽勝したアフリカンゴールドなど今年は「条件戦組」もタレント豊富。
大混戦が予想される中で「各馬の力量」を把握しておくことが菊花賞を的中させるための近道といえるが、競馬セブンは常日頃から東西トレセンで密な情報収集を行っており、そのジャッジの正確性は業界内でも随一。既に出走馬の力量調査も済んでおり、後はレース当日に馬場や天候を加味した最終結論を出すだけ、という段階。前走後の状態や中間の気配、陣営の思惑など最終ジャッジする週末情報は必見です!
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