2022/06/26

今回は【桜花賞2019】予想考察|レース展望と出走馬分析(前編)についての記事です。
阪神競馬場・芝1600mで行われる桜花賞ですが、昨年はアーモンドアイが目の覚める様な末脚を披露しての差し切り勝ち。
一昨年は単勝オッズ40倍の伏兵レーヌミノルが鮮やかに抜け出す完勝を収めた訳ですが、
基本的に桜花賞が開催される阪神・芝1600m(外回り)は紛れの少ないポテンシャルの問われる舞台設定であり、力のある馬が順当に結果を残す傾向。
そして〝たまたま展開に恵まれた好走〟や〝たまたま馬場に恵まれた好走〟などを含めたフロックによる激走はほぼほぼ無いと考えてOK。
つまり、高いポテンシャルを秘めた走れるタイミングの馬を買えば大体は当たるレースであり、シンプルに狙えば的外れな予想にはならないはず。
それでは今年の牝馬クラシック路線の第一関門である桜花賞。各馬をシッカリと分析した上で狙える馬を探して行きましょう!\(^o^)/
【桜花賞2019】予想考察
レース展望
基本的には前回の記事でも書いた通り、桜花賞は前走・チューリップ賞組から狙うことがベターであり、予想の上で最大のカギを握る前哨戦ですが、
実際に過去5年で馬券圏内に入選した馬の10頭(15頭中)がチューリップ賞を経由するローテーションからの好走。
【2018】
1着:⑬アーモンドアイ(シンザン記念:1着)
2着:①ラッキーライラック(チューリップ賞:1着)
3着:⑨リリーノーブル(チューリップ賞:3着)
【2017】
1着:⑩レーヌミノル(フィリーズR:2着)
2着:⑥リスグラシュー(チューリップ賞:3着)
3着:⑭ソウルスターリング(チューリップ賞:1着)
【2016】
1着:⑬ジュエラー(チューリップ賞:2着)
2着:⑫シンハライト(チューリップ賞:1着)
3着:⑩アットザシーサイド(フィリーズレビュー:2着)
【2015】
1着:⑥レッツゴードンキ(チューリップ賞:3着)
2着:⑦クルミナル(エルフィンS:1着)
3着:①コンテッサトゥーレ(チューリップ賞:6着)
【2014】
1着:⑱ハープスター(チューリップ賞:1着)
2着:⑫レッドリヴェール(阪神JF:1着)
3着:⑩ヌーヴォレコルト(チューリップ賞:3着)
改めて上記の結果を見ればその実績は一目瞭然ですが、単純にチューリップ賞から来る馬を買えばOKという都合の良い話ではありません!
そして、実際に前走・チューリップ賞組の狙い方は明確に2パターンあり、それは下記の2つ。
1.チューリップ賞を1番人気1着
2.チューリップ賞を上位人気で5着以内に凡走
本当にチューリップ賞から参戦して馬券圏内に絡む馬の大半が上記のいずれかに該当する結果。
つまり、今年も上記の2パターンのどちらかに当てはまる馬を買えば的中確率がグッと上がる訳ですが、今年のチューリップ賞の結果は下記の通り。
<チューリップ賞>
1着:ダノンファンタジー(1番人気)
2着:シゲルピンクダイヤ(4番人気)
3着:ノーブルスコア(7番人気)
4着:ドナウデルタ(6番人気)
5着:シェーングランツ(2番人気)
つまり、この結果だけを見ると1番人気で1着のダノンファンタジーと2番人気で5着のシェーングランツが〝買える馬〟に該当する結果ですが、果たして結果は…?
ちなみに以前はチューリップ賞 ⇒ 桜花賞という王道のローテーションが当たり前の様に認識されていましたが、
近年は昨年のシンザン記念 ⇒ 桜花賞と異例の臨戦で勝利を収めたアーモンドアイを含め、別路線からの参戦が増えて来そうなイメージ。
実際に今年もクイーンカップや昨年の朝日杯フューチュリティステークスから直行してくる馬の上位人気が濃厚あり、
今後はローテーションのバリエーションが色々と増えて来る訳ですが、この点が結果にどのような影響を与えるのか?
個人的にはシンプルに予想が出来ない…とやや困惑の状況とは言え、まずは〝ポテンシャル〟と〝タイミング〟を見極めた上で買うべき馬を判断して行きたい所です!\(^o^)/
出走馬分析
・アィルアウェイ(石橋脩)
昨年は阪神ンスプリント戦で荒々しくデビュー勝ちを飾るとその後はダリア賞を制覇して京王杯2歳ステークスではファンタジストに続く2着。
完成度の高いジャスタウェイ産駒らしい早期からの活躍を披露している馬だが、前走のフィリーズレビューはやや不可解な負け方である点は事実であり、
結果的には同レースを1番人気で敗れる桜花賞では買えるパターンの負け方とはいえ、コノ馬に関してはマイル実績や過去に証明しているポテンシャルが薄すぎる印象。
そして、今回は純粋な能力が問われる阪神・芝1600mの外回りコースで前回以上のパフォーマンスを発揮するのは至難の業?
・アクアミラビリス(デムーロ)
今年初戦となる2走前のフェアリーステークスは初の輸送である点などを含め、前半から若さを前面に見せる終始折り合いを欠いたチグハグなレース内容だが、
あの無茶苦茶な競馬で5着に踏み留まった点は評価するべき点であり、さすがはクイーンズリングを姉に持つ素質馬というイメージ。
そして、前走のエルフィンステークスは後方に控えてガッチリ折り合うと最後には末脚を爆発させて大外から豪快に差し込む競馬で1着と大味な勝利だが、
馬場を含めてハマった感は否めず、同じ臨戦で参戦して来たシンハライトやレッドディザイアと比較するとスケールは見劣る印象。ここも好走するには色々と噛み合う必要があるだろう。
・エールヴォア(松山)
昨年はハイレベルなアルテミスステークスで3着に入選する実績の持ち主であり、阪神JFで除外された週のエリカ賞では自らハイラップの逃げを期むと鮮やか逃げ切り勝ち。
そして、実際に上記の内容を見る限り秘めたポテンシャルは中々のモノで同世代の牝馬の中では真ん中やや上ぐらいの位置付けにはいると考えてOK。
ちなみに前走のフラワーカップは勝ち馬のコントラチェックがノープレッシャーで楽に逃げたゆえの大楽勝であり、
決定的な着差を付けられた2着ながら大きく悲観する内容ではない。さらにコノ馬に関しては中途半端に先行するよりは控えて差す競馬の方が破壊力があるはず。
つまり、今回は距離短縮の臨戦で差しに回れば位置取りショックが掛かる絶好のタイミングだが、鞍上の松山騎手は思い切った策を取れるか?が最大の焦点。
ただ、馬券的に来るかどうかは別として人気を考えれば相手として抑えても損はないだろう。ヒモ荒れならコノ馬の台頭に警戒をしたい所。
・クロノジェネシス(北村友)
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズは痛恨の出遅れから最後は大外をブン回す荒々しい競馬で何とか2着は死守したが、
結果的には出遅れがなくスムーズな競馬なら…とタラレバが残るレースであり、コノ馬の強さだけがただただ目立った1戦。
そして、休み明けの初戦となる前走のクイーンカップは得意としているスローペースからの上り勝負で楽々と前を交わし指す完勝で着差以上に余裕のある勝利だが、
改めて昨年暮れに披露した高いポテンシャルを見せ付ける内容であり、桜花賞に向けて視界良好となる前哨戦。
つまり、上記の通り馬の力は今回のメンバーの中でもトップクラスで単純に力を出し切れば順当に馬券圏内には入選して来るはず。
さらに鞍上の北村友一騎手も先週のアルアインで初GⅠ勝利をして多少なりとも気楽な気持ちでレースに挑めるだろう。ここはアノ馬を負かす最有力候補として考えたい。
・グランアレグリア(ルメール)
前走はルメール騎手の都合に合わせて牡馬を相手にする朝日杯フューチュリティステークスに出走して3着に入選する上々の内容。
そして、今回は前哨戦を使わず前走の朝日杯FSから直行という謎なローテーションでの参戦だが、鮮度が命のディープ産駒である点を考えれば特に問題はないはず。
さらに前回で阪神への輸送とコースを経験している点もプラスの材料であり、今回はローテーションで人気を落とすようなら絶好の狙い目になるかも…?
・シェーングランツ(武豊)
昨年はアルテミスステークスを豪快な末脚を披露して勝利すると続く阪神ジュベナイルフィリーズではややチグハグな競馬で4着だが、
アルテミスSを激走した後のローテーションである点を考えれば非常に強い競馬であり、上位入選馬と同じレベルの好評価を与えられる内容。
そして、その結果ゆえに本命として注目した前走のチューリップ賞だが、最後の直線ではコノ馬本来の末脚が見られずジリジリと伸びる形でまさかの5着であり、
相手関係を考えれば休み明けながら馬券圏内に入選するレベルの力を見せて欲しかった所であの内容は非常に不満のモノだが、
結果的に見れば前哨戦のチューリップ賞を2番人気で5着と臨戦過程としては本番の桜花賞で買えるパターンに該当。後は前回の不甲斐ない負け方をどの様に捉えるか…。
【桜花賞2019予想考察】のまとめ
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
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<推奨理由>
コノ馬は昨年の◯◯◯◯で3着の時点でポテンシャルの証明としては十分であり、ある程度の決め手を持ちつつ内からセコセコと競馬の出来る器用さが最大の持ち味。
そして、今回は別路線組の陰に隠れてやや人気が落ちそうだが、実力と実績はメンバー最上位のモノ。ここは鞍上のキャラ的にも2・3着に紛れ込む可能性は十分にあるだろう。
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by 【桜花賞2019】予想考察|オッズと出走馬分析(後編) | りょう店長の競馬予想ブログ 2019年4月5日 07:28