2021/02/27

今回は【有馬記念2019】予想考察|レース展望と出走馬分析(前編)についての記事です。
中山競馬場・芝2500mで行われる有馬記念は水曜日の最終追い切りを無事に終えていよいよ明日の枠番確定抽選会を待つのみ。本来であれば誰もが気にする調教の考察をすべきですが、当ブログでは管轄外ということでいつも通り割愛させてもらいます。調教は見ても分かりません…(苦笑)
ちなみに今年の有馬記念の登録で一部で盛り上がりを見せたヴァイスブリッツ号はノルマンディーの馬です。ほとんどの方は聞いたことのない馬で外国馬?などという声もチラホラと耳にした訳ですが、意外にもビッグウィークを兄に持つ良血馬。そして、この登録は冷やかしでもなんでもなく大竹調教師のコメントは下記の通り。
「1日(日)に坂路コースで4ハロン61.1-45.0-29.8-14.4を単走で馬ナリに追われ、5日(木)にはWコースで5ハロン70.4-55.0-41.6-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「息遣いはまだ重い感じがするものの、やれば仕上がりが早いタイプなので、いきなりピッチを上げるようなことはしない。脚元の状態を確認しながら、追い切り本数を重ねていけば大丈夫でしょう。ここまでは良い流れで調整できていますし、運動中もだいぶリラックスして走れるようになってきている。今回あくまで目標は12/22(日)中山・グッドラックハンデキャップ(芝2500m・混ハンデ)ですが、話題づくりでもなんでもなく、同日の有馬記念(G1・芝2500m)にも特別登録を検討させてほしいとクラブ側にお願いしました。稽古通りに折り合って走れれば、現級でもむしろ上位の力は持っていると思いますので、もし出走が叶うようなら挑戦するだけの価値がヴァイスブリッツにはあるかと考えます。いずれにしても良い雰囲気で出走させられるよう、この調子で乗り込んでいきます」(大竹正博調教師)」
当然ながらリップサービスも含まれていることは事実ですが、出資馬が有馬記念に登録をするなんて夢のようですよね。これをシレっと実現させるノルマンディー?大竹先生?の采配は個人的には嫌いではないです。今回は有馬記念の出走は敵わずグッドラックハンでに回ることになりましたが、走りっぷりには注目です^^
それでは話が脱線しましたが、この前のデータ分析の記事に引き続き本日はレース展望と出走馬分析。狙える馬をリサーチしていきましょう!
【有馬記念2019】予想考察
レース展望
今年の有馬記念はアーモンドアイの参戦に加えて引退レースとなるリスグラシュー、さらには3歳路線からはシーザリオを母に持つ良血馬のサートゥルナーリアと超豪華メンバーが集結した正に夢のドリームレース。
ただ、今回の施行条件は〝中山・芝2500m〟というトリッキーな舞台で日本競馬の主流とはズレる反主流のコース設定。
つまり、ノーザンファーム育成馬のディープインパクト産駒などが得意としているスローペース×瞬発力勝負とは逆のレース質になる可能性を秘めた条件であり、昨年の様に雨の影響受けた馬場になるとその傾向はより一層と強くなるだろう。今回は現状の日本にいる馬のトップホースが一堂に集結をした超ハイレベルなレースとは言えども、能力比較と同様に適性の判断が重要になりそうだ。
ちなみに今週末の中山の天気は木曜の早朝段階で下記の通り。
週アタマの予報に比べると雨マークが少なくなり現状のまま推移をすれば昨年の様な馬場にはならないと予想。今年の有馬記念は〝降水量〟が馬券を左右する大きなポイントになる感が大いにあり、最後の最後まで天気の動向には注目ですね。
出走馬分析
・アーモンドアイ(ルメール)
当初予定されていた香港カップは熱発の為に回避して暮れのドリームレースである有馬記念に照準を変更。無事にルメ―ル騎手を確保して出走に踏み切りを付けた次第だが、国内最強ホースの有馬記念参戦はイチ競馬ファンとして嬉しいのひと言。この選択をした国枝先生とクラブには感謝ですね。
そして、コノ馬に関しては誰もが知る通りのポテンシャルの持ち主でスタートで大きな不利を受けて展開&馬場が向かない中で3着に入選した安田記念の内容から能力は天下一品。
そして、秋初戦の天皇賞(秋)も危なげなく完勝をしてスムーズに力さえ出し切れば馬券圏内を外すことはないはず。後はトリッキーで初めての中山コースの懸念だが、アーモンドアイ級になればそんな心配は杞憂に終わるはず。シンプルに信頼すべき存在だ。
・アエロリット(津村)
現役屈指の高速馬場巧者で東京×高速馬場の適性はピカイチでハイレベルな牡馬を相手に遜色のない戦いを演じることが出来るポテンシャルの高い牝馬だが、今回の中山・芝2500mに条件が替わる点はお世辞にも良いとは言えず大きなマイナス材料。
さらにタイミングとしても激走後のローテーションで期待値としても低い状況。ココは逃げてどこまで…というイメージで馬券圏内は厳しいはずだ。
・アルアイン(松山)
3歳時には皐月賞を制覇して今年は大阪杯を勝利する牡馬のディープインパクト産駒としては初のクラシック&その後のGⅠ勝利を成し遂げた馬だが、5歳の秋の成績は明らかに下降気味で完全にピークを過ぎたイメージ。
今回は最初の主戦騎手である松山騎手に戻りラストランと言う点は陣営の粋な計らいのある起用だが、現実的には厳しいはず。馬券的には軽視でOKだ。
・エタリオウ(横山典)
ミスターシルバーコレクターの偉業を持つ同馬だが、近走は4戦連続の馬券圏外で一線級の馬を相手にするとややポテンシャル不足な点は否めず。
そして、ステイゴールド産駒ながら適性条件はスローペース×高速馬場と淀みないペースやタフな馬場になると分が悪く今年の有馬記念の出走メンバーや馬場状態を考慮するとお世辞にも狙い目とは言い難い状況。
今回は横山典騎手が引き続き継続をする点の不気味さがあるとはいえ、基本としては軽視でOK、良くて掲示板ぐらいのイメージで考えておきたい。
・キセキ(ムーア)
超泥んこ馬場の菊花賞を制覇したり超高速馬場の東京GⅠで好結果を連発するなど馬のキャラ設定の分析が難しいタイプだが、今年の大阪杯~宝塚記念の内容から単純に能力の高い馬であり、スムーズに先行さえすればアッサリと巻き返す可能性は大。
そして、昨年の有馬記念で5着に敗れている点を突く人がいそうだが、去年は連戦続きでストレス疲労がピークにある局面であの着順なら負けて強し。今回は凱旋門賞による遠征の疲れが出なければチャンスは大いにあるはずだ。
【有馬記念2019予想考察】のまとめ
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
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<推奨理由>
主戦の◯◯騎手が乗れない点はマイナス材料だが、この鞍上なら新たな一面を見せてくれる可能性も大。後はスタートからのダッシュ力に懸念があるだけに真ん中よりも外目の枠は引きたい所だ。
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<第64回 有馬記念(G1)>
アーモンドアイ・リスグラシューを
脅かす穴馬の正体は?
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過去10年の人気別の成績では、1人気[5.3.1.1]、2人気[2.1.2.5]、3人気[1.0.2.7]。1人気が馬券圏に外れたのは1度のみと安定した成績を残している。平均配当では馬連3230円、3連複9370円、3連単4万7710円。伏兵馬では12年オーシャンブルー(10人気2着)、10年トゥザヴィクトリー(14人気3着)、09年エアシェイディ(11人気3着)などの二桁人気馬が激走し波乱の立役者となっている。
年齢別の成績では3歳馬(5勝)、4歳馬(1勝)、5歳馬(4勝)。3歳馬の優勝はヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ゴールドシップ、サトノダイヤモンド、ブラストワンピースがいるが、ヴィクトワールピサ・ブラストワンピース以外は菊花賞を勝っている。また、ヴィクトワールピサも皐月賞を勝っており、ブラストワンピース以外は全てクラシック勝ち馬である。6歳以上は連対馬もなく苦戦。
ステップレース別での成績では菊花賞組(4勝)、ジャパンC組(3勝)、天皇賞秋組(1勝)、アルゼンチン共和国杯(1勝)、海外組(1勝)。その他からの参戦組みは苦戦必至。勝ち星こそないが、連対のある金鯱賞・エリザベス女王杯組みは要注意か。また、菊花賞組の4勝中3頭が菊花賞馬であった。今年は菊花賞馬ワールドプレミア、3着馬ヴェロックスが出走する。
GI馬11頭が揃う今年の有馬記念。リスグラシュー、レイデオロ、シュヴァルグラン、アルアイン、アエロリットがラストランとなるが、有終の美を飾り引退となるか?3歳馬ではワールドプレミアム、ヴェロックスが古馬と激突。過去10年でも菊花賞組から4頭の勝ち馬を出しているが果たして。昨年のブラストワンピースに続き2年連続で3歳馬の優勝なるか?
香港遠征を回避したアーモンドアイもルメールとのコンビでGI7勝目を狙う。今年は最強馬決定戦のグランプリレースとなる。
競馬セブンでは昨年の有馬記念も◎レイデオロ〇ブラストワンピース本命対抗にて馬連940円・3連複4910円・3連単2万5340円パーフェクト的中!今年は好メンバーが揃い配当妙味も十分だが、実は波乱の立役者となる人気薄濃厚の穴馬の存在が!さらに人気を背負う有力馬の不安情報も極秘入手済。馬券購入前に必ずご確認ください。
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