2021/01/16

今回は【小倉記念2019】予想考察|オッズと出走馬分析についての記事です。
小倉競馬場・芝2000mで行われる小倉記念は夏の小倉開催の開幕を告げるハンデ重賞であり、サマー2000シリーズや秋のGⅠ戦線を占う意味でも注目の1戦ですが、
前回の記事の冒頭でもチラッと触れた通り、近年は荒れる決着が目立つイメ―ジで今回も伏兵の台頭の可能性は大いにあるかも…?
そして、今年は重賞を2連勝中で新たに鞍上に川田騎手を迎えたメールドグラースが1本被りで1番人気になることが濃厚とはいえ、武豊騎手が騎乗するアイスストームやディープインパクト産駒のアイスバブルなども逆転の最有力候補としてスタンバイをする状況ですが、
果たして、この灼熱の小倉で争われるハンデ重賞を制覇するのはどの馬か?仮にもメールドグラースが飛べば波乱の決着が確実になるだけに同馬の取り扱い方は慎重に考えたい所です。
ちなみにディープインパクトがこの世を去りメモリアル競走として施行される今回の小倉記念だけにディープにゆかりのある人馬は要警戒が必要ですね!(^-^)
それでは夏の小倉開催で行われる1発目の重賞レース。各馬をシッカリと分析して上で狙える馬を探して行きましょう!
【小倉記念2019】予想考察
当サイト独自の予想オッズは下記の通りです。
1 メールドグラース 2.1倍
2 アイスストーム 5.4倍
3 アイスバブル 6.6倍
4 タニノフランケル 9.8倍
5 ノーブルマーズ 12.4倍
1番人気は秋の大舞台に向けて重賞3連勝を狙うメールドグラース
近2走の内容は素直に〝強い〟のひと言であり、奥手なルーラーシップ産駒が4歳の夏シーズンを迎えて本格化を迎えたと考えてOK。
さらに新たにコンビを組む川田騎手とも合いそうなイメージでココは普通に考えれば最有力の1頭。人気ながら侮れない存在…?
2番人気は2連勝で初めての重賞挑戦となるアイスストーム
近走はやや勝ち切れない競馬が続いていた馬だが、鞍上を武豊騎手に交代すると鮮やかな連勝で一気にオープン入り。
そして、今回は初めての重賞チャレンジとなる状況とはいえ、今の勢いならアッサリと通過する可能性は大いに考えられるはず。ココは噛み合えば大物食いも…?
3番人気はディープインパクト産駒のアイスバブル
前走の目黒記念では2着と重賞の舞台で健闘をする活躍であり、コチラも4歳の夏シーズンを迎えて本格化ムード。
さらにディープ産駒と言うことでディープインパクト追悼競争と題して争われる今回の小倉記念でドラマチックな展開は待ち構えているのか…?注目です。
後は共に前回からの巻き返しを狙うタニノフランケルとノーブルマーズなどに続く。
出走馬分析
・アイスストーム(武豊)
前走の垂水ステークスはハイペースの展開が向いたことは事実だが、最後方から豪快に差し切り勝ちを決めた内容は強い競馬で評価すべき内容。
そして、近走のレース上りからタフな重い馬場よりも軽い高速馬場の方がベターなイメージであり、今の小倉の芝は妙にフィットするはず。
後は本質は広いコースでスムーズなレースをさせた方が良いタイプだけに小回りコースの小倉に対する適応力だけだが、鞍上が武豊騎手ならそれなりに適応させた競馬をさせて杞憂に終わるだろう。ココは勢いも含め警戒が必要。
・アイスバブル(福永)
前走の目黒記念は後方から脚を伸ばして重賞の舞台で2着と大健闘の内容だが、ディープインパクト産駒の格上げ戦+初重賞挑戦で外国人騎手と買い要素が満載である中の結果で鵜呑みにするのはやや危険。
そして、基本的には上りの掛かるタフな条件がベターなタイプである点を考慮すればコノ時期の小倉の芝はミスマッチのイメージが否めず、早い上りが求められた時に一抹の不安が残る状況。
さらに今回は2回続けての重賞挑戦で鮮度が薄れる局面で鞍上もディープ産駒と言う点では微妙な福永騎手。ココは鮮度に頼れず単純なポテンシャルだけでどこまで通用するのか?になりそうだ。
・カデナ(幸)
2歳~3歳に掛けて早期の重賞戦線を賑わせてクラシックに駒を進めた馬だが、その後は低迷した成績が続き〝完全に終わった〟というレッテルを張るも近走は2走続けての激走で復調気配。
実際に差しに回る位置取りショックが効果的に効いた2走前の福島民報杯の好走は辛うじて理解できるモノとはいえ、前走の巴賞は上位勢が破綻をした事を考慮しても驚きの内容。
つまり、徐々に復調して来ていることは事実であり、後方から末脚を伸ばす競馬ならそこそこ戦える可能性は十分にあるが、今回に関しては激走続きのストレス疲労が気になる状況。
ココはさすがに崩れることが濃厚で狙いとしてはダウン戦になるこの次になりそうだ。
・クリノヤマトノオー(和田)
ジャングルポケット産駒のC系で内枠や馬込みで集中力を活かした時にパフォーマンスを上げるタイプであり、近走は不運な形で外枠パラダイスの日々。
そして、前走の七夕賞も鞍上が馬のキャラを理解していることを含め、大外枠からインコースに進路と取る競馬を試みるも物理的に内側が荒れて伸びない状況である点から最後は伸びを欠いての7着。
それでも追走したコースを考えれば勝ち馬から1秒差に留まった所は評価できる内容であり、近走の内容からも噛み合えば重賞でも十分に戦える力はあるはず。つまり、今回も枠番が結果を大きく左右するポイントとなり内枠であれば一発のチャンスは大いにあるだろう。
・ストロングタイタン(池江)
近2走は勝ち馬から大きな差を付けられた大敗で着順と共にサッパリとしない成績だが、前回の七夕賞はタフな馬場の内枠が影響しての結果あり、2走前の中山金杯は激走後のローテーションが響きの結果と酌量の余地はアリ。
つまり、本質的にはL系の馬である点を考慮すれば休み明けで摩擦の少ない高速馬場に変わる臨戦過程はまずまず。3走前の中日新聞杯の内容からも顕著に能力が衰えたイメージはなく、噛み合えば一発のチャンスは十分にあるはず。
ちなみに昨年はレース中のアクシデントでズルズルと後退をして完敗をしている小倉記念だが、振り返れば1番人気に支持をされていた実績の持ち主。ココは人気落ちが期待できる局面で侮れない。
・タニノフランケル(松若)
前走の七夕賞は先行馬には厳しい展開の中で先行策から粘り込むレース運びで勝ち馬から1秒差の6着なら上々の内容であり、酌量の余地は十分にある。
そして、今年は中山金杯と小倉大賞典の連続好走でポテンシャルの証明は十分で軽い馬場の平坦コースであれば見直しは可能。ココはリズムの崩れたフランケル産駒で狙い辛い所があるとはいえ、舞台設定を考えればチャンスはあるはずだ。
・ノーブルマーズ(高倉)
近走はやや均衡気味の成績で馬券圏内からは遠ざかる結果が続く現状だが、宝塚記念を除く着差から能力的な衰えはなく、展開・馬場・ローテーション次第では十分に巻き返し下地があると考えてOK。
つまり、今回は宝塚記念からの相手ダウン戦でハンデも恵まれた56キロ。ココは人気が落ちそうなタイミングである点を含め、アッサリと巻き返して来る可能性はある。
・メールドグラース(川田)
近2走は新潟大賞典と鳴尾記念の重賞を2連勝と勢いのある4歳馬で奥手なルーラーシップ産駒がココに来て本格化を迎えたイメージ。そして、実際にこの2連勝は異なる条件&馬場の中でのモノである点は評価できる内容であり、目下充実期。
さらに本質的には前回の鳴尾記念の様な小回りコース×高速馬場で持久力が問われる舞台の方がベターであることから、今回の小倉記念の施行条件はジャストフィットするはず。
後は3戦続けての重賞チャレンジで鮮度の面がやや不安な状況だが、3走前までは条件戦を走っていた馬である点を考慮すれば杞憂に終わるはず。ココは斤量か足元を救われる可能性があるとはいえ、普通に考えれば馬券圏内を外すことはないだろう。
【小倉記念2019予想考察】のまとめ
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
その馬の名はリンク先、りょう店長の競馬予想ブログの紹介文にて公開中!
<推奨理由>
今年の年明けからの2戦は強い内容であり、ポテンシャルの証明は十分と考えてOK。さらに前走も馬場と展開を考慮すれば酌量の余地は十分で得意条件となれば一変する可能性は大。
今回はリズムの崩れた◯◯◯◯産駒で狙い辛い所があるとはいえ、得意の夏シーズンで軽い馬場の小回りコース。スムーズに先行をすれば簡単には止まらないはず…。
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今週は日曜日に小倉記念2019の予想を公開予定!\(^o^)/
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