2022/06/26

今回は【天皇賞(春)2019】予想考察|レース展望と出走馬分析(前編)についての記事です。
京都競馬場・芝3200mで行われる天皇賞(春)は淀の長丁場をバックに開催される名物レースですが、
最近の競馬界の主流は中距離であり、その影響を受けて長距離路線は非常に手薄なメンバーになりがちない印象。
そして、実際に昨年の1着~3着馬を見てもレインボーライン・シュヴァルグラン・クリンチャーと中距離戦線の中に入れば1枚も2枚は能力で見劣る馬であり、
現状として近年の天皇賞(春)はお世辞にも豪華なメンバーで開催されるとは言い難い状況ですが、今年の登録メンバーを見ればその傾向は顕著ですよね…。(苦笑)
特に5~6歳馬のGⅠ実績馬が不在の状況であり、人気に中心は押し出された形で実績不十分の4歳勢になりそうなイメージ。
さらに1番人気が予想されていたシャケトラがアクシデントにより回避したことで上位人気はほぼほぼ4歳馬で固まりそうな勢いですが、
果たして、古馬勢が意地を見せるのか?それともフレッシュな4歳勢が勢いで押し切るのか?
それでは淀の長丁場を舞台に開催される天皇賞春。レース展望と各馬をシッカリと分析した上で狙える馬を探して行きましょう!\(^o^)/
ちなみに本題の前に余談ですが…
先週は小学生の時の修学旅行以来となる約10年ぶりぐらい?に奈良に行きました!
特にプランも決めずにブラブラとベタな観光地を巡るということをした訳ですが、コチラは東大寺。
他にも五重塔・奈良公園・若草山などを散策して随所に何となく懐かしい風景だな~と余韻に浸りつ楽しい時間を過ごしました!
ただ、この日は本当に暑すぎて奈良の気温で26度。とにかくよく歩いたことを含めて最後は疲労感でぐったりでしたが、遊び疲れるって中々気持ちが良いモノですね!\(^o^)/
ただ、先週でもそこそこの人がいたのでゴールデンウィークはヤバそう。仮にも来週に観光予定のある方は要注意が必要ですね。
ちなみに基本的に人が密集している所が嫌いな僕はほぼほぼ自宅で待機するGWとなりそうです。(苦笑)
【天皇賞(春)2019】予想考察
レース展望
競馬ファンにとっての天皇賞(春)はゴールデンウィークに行われるイベントのひとつと言う位置づけにある1戦ですが、
初夏の京都開催の2週目にレースが行われることを含め、毎年キレイな馬場コンディションで競馬が施行されることが大半であり、
「荒れた馬場の天皇賞(春)」というシチュエーションは滅多に見られない現象。
さらにコノ時期はあまり雨が降らないことと合わせて基本的には「パンパンの良馬場で時計の早い決着」になるということがセオリー。
つまり、これが前回の記事で書いた天皇賞(春)はスタミナと同様にスピードが重要になる!という部分ですね!\(^o^)/
ちなみに今年は先週の馬場を見る限りは超が付く高速馬場であり、2017年のキタサンブラックが勝利した年のようなイメージ?
後はペース云々があるとはいえ、勝ち時計が3分12秒5と驚異的なレコードタイムですが、果たして、今年はそれに近付く時計が出るのか?注目ですね。
出走馬分析
・エタリオウ(デムーロ)
デビューから全て2000m以上の距離を使われている上に近7戦は全て2400m以上のレースと中々珍しいローテーションを刻んでいる馬だが、
決してスタミナが豊富なコテコテのステイヤーと言うタイプではなく、どちらかと言えばスタミナよりスピードに優れたタイプであるはず。
つまり、今回の天皇賞(春)で好走する為に求められるスピードという条件は満たしている訳であり、このメンバーであればポテンシャルも上位の部類。
さらに前哨戦の日経賞を1番人気2着とやや一昔前のイメージがあるとはいえ、激熱のローテーションに該当。
後は最近はサッパリと存在感を消している絶不調のデムーロ騎手が気掛かりだが、腐ってもデムーロ騎手はデムーロ騎手。賞金の高いGⅠであれば目の色を変えて騎乗するはず。
ここは極端に外目の枠でも引かない限りは信頼できる軸と考えてOK!スムーズに力を出し切れば大きく崩れることはないだろう。
・カフジプリンス(中谷)
骨折から復帰した後の近走は持ち前のスタミナをフルに活かす競馬で10着⇒3着⇒2着と徐々にパフォーマンスを上げているが、
コノ馬は現代競馬では非常に珍しいコテコテのステイヤーであり、とにかくバテないことが持ち味だが、逆にスピードが問われると何も出来ないこともしばしば。
実際に前走の阪神大賞典の好走は超ハイペースでバテ差しの競馬になり展開による漁夫の利があったゆえの3着。
さらに他の馬が非常にだらしのない競馬をしたことが重なった上の結果でもあり、お世辞にも評価できるとは言い難い結果。
そして、今回は平坦の京都コースに替わり超が付くほどの高速馬場。ここはスピードの絶対値が足りずに何も出来ずに終了という競馬が濃厚だろう。
・クリンチャー(三浦)
ディープスカイ×母父ブライアンズタイムという血統背景が示す通り、重厚なスタミナ&パワー型の馬であり、昨年の天皇賞(春)では3着に入選するなど舞台の実績は十分だが、
今年は昨年と比較して臨戦過程のリズムが非常に悪く能力的にもやや衰えている可能性は大。
さらに今回は去年の走破時計よりも2~3秒ほど早くなることが濃厚であり、単純にスピードが不足している点も否めず。ここは苦戦が濃厚だろう。
・グローリーヴェイズ(戸崎)
ディープインパクト×母父スエプトオーヴァーボードの血統背景でスタミナよりはスピードに優れたタイプだが、
前走の日経新春杯は超タフな馬場+ハイペースで極限のスタミナが問われたレースの中を楽々と勝利する驚きの内容。
ちなみに前回を「本質はあの様な条件に適性があった」と判断するのか、
それとも「適性外の条件を能力の違いで勝利した」と判断するのかで大きく評価が分かれそうだが、個人的には後者の見解。
そして、2走前の菊花賞では物理的に不利な大外枠から終始ロスの多い競馬で差し込んで5着に入選している内容を含め、実は非常に強い馬である可能性は十分に秘めた1頭。
さらに今回はディープインパクト産駒の古馬初GⅠ挑戦のタイミングで期待値としては最も高いパターン。
ここは鞍上が戸崎騎手に乗り替わる点が本当に痛恨とはいえ、馬の可能性を考慮すれば狙う方はあるはず。現状は本命も視野に入れたい所です。
・ケントオー(幸)
ダンスインザダーク×母父トウカイテイオーの血統背景であり、近走は長丁場の舞台でコンスタントな活躍を披露しているが、
コテコテのスタミナ馬でスピードが問われる天皇賞(春)は適性条件とはややズレるイメージ。
さらに現状のポテンシャルを考えると前回以上の上積みを期待するのも酷な状況。ここは順当に軽視でOK。
・チェスナットコート(坂井)
昨年の天皇賞(春)では5着に入選する実績の持ち主だが、あの時は勢いのある臨戦の中で内枠から蛯名騎手が完璧にエスコートしての結果。
つまり、今回は当時と比べて近走の内容が悪く鞍上が蛯名騎手から坂井騎手と弱化するシチュエーションではお世辞にも狙えるとは言い難い状況。ここは順当に軽視でOKですね。
【天皇賞(春)2019予想考察】のまとめ
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
その馬の名はリンク先、りょう店長の競馬予想ブログの紹介文にて公開中!
<推奨理由>
前走は馬の特徴を掴む為にあえて最内の馬込みに入れて厳しいレースを試みるも結果的には能力の違いで楽々と勝利する強い内容。
そして、3走前の菊花賞の内容から上勢との差は極わずか。ここは枠や展開次第で十分に逆転が可能と見て状況次第では評価を上げることを検討したい1頭です。
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<第159回 天皇賞(春)>
主役不在で浮上する
激走穴馬の正体とは?
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「平成最後のGI」天皇賞(春)。淀の3200mで行われる当レースは古馬唯一の3000m級GIとあって、名うてのステイヤーが集結することで知られているが、16・17年と連覇を達成したキタサンブラック引退後、古馬長距離路線は確たる主役不在。今年も現役トップクラスの長距離馬が名を連ねているが、どの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成となっている。
人気になるのは昨年の菊花賞でワンツーだった2頭。菊花賞馬フィエールマンは必勝を期して出走したAJCCで休み明けのシャケトラに敗れ、本番に向けて黄色信号が灯った。菊2着のエタリオウも日経賞で4度目となる重賞での2着を記録。勝ち切れない面は未だ残っている雰囲気だ。その日経賞を逃げ切ったメイショウテッコンも脆さが同居するタイプであり、本番で平成の盾男・武豊騎手が騎乗出来ない点も割引。
このように今年の天皇賞(春)は戦前からかなりの混戦ムードが漂っている。配当妙味も同時に大きいであろう当レースを的中させるためには「各馬の力量・状態」を把握しておくことが近道といえるが、競馬セブンは常日頃から東西トレセンで密な情報収集を行っており、そのジャッジの正確性は業界随一。昨年の天皇賞(春)も予告的中しているが、今年も確信の◎から好配当獲り宣言!馬券購入前に必ずご確認ください。
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