2022/05/22

本記事は阪神競馬場・芝2000mで行われる大阪杯2020の予想考察に関する内容です。
出走馬はダノンキングリー、クロノジェネシス、ブラストワンピース、ラッキーライラック、ワグネリアンなどが予定。それではオッズと出走馬分析から予想のヒントを探して行きます。
ちなみに本題の前に余談を少々。今週末に開催される大阪杯はGⅠに昇格する前の2016年から4年連続で現地観戦をしていた重賞で競馬仲間の間では恒例となりつつあるイベント。
そして、今年も年明けから大阪杯の観戦企画を計画していた訳ですが、悔しくもその想いは叶わず…。どことなくもどかしい気持ちがあるとはいえ、今は開催がある事に感謝をすべき状況。今週も無事にレースが行われることを喜びを感じつつ大阪杯を全力で楽しみたい所です!^^
【大阪杯2020】予想考察(オッズ・出走馬分析)
当サイト独自の予想オッズは下記の通りです。
1 ブラストワンピース 3.2倍
2 クロノジェネシス 3.8倍
3 ダノンキングリー 4.2倍
4 ラッキーライラック 5.8倍
5 ワグネリアン 6.7倍
1番人気はAJCCを完勝したブラストワンピース
かつては有馬記念を制覇した実力の持ち主で前哨戦をキッチリ勝利して狙い済ましたローテーション。昨年とは全く違う状態ですから、ココは更に勲章を増やすことが出来るか…?
2番人気は昨年の秋華賞を制覇しているクロノジェネシス
コチラも前哨戦の京都記念を完勝して満を持しての参戦。古馬の牡馬を相手にしても見劣りすることのないポテンシャルの持ち主で昨年はアルアインで同レースを制覇した北村友一騎手。今年も最高の結果に結びつける結果となるか…?
3番人気は横山典騎手と共に悲願のGⅠ制覇を狙うダノンキングリー
前走の中山記念は鞍上の絶妙なエスコートを含めての完勝。前哨戦のダノックスというイメージは付きまとうものの秘めた力はメンバー最上位。ココは悲願のタイトル獲りとなるか…?
後は昨年の大阪杯で3着に入選歴のあるワグネリアンにエリザベス女王杯を制覇したラッキーライラックなどに続く。
出走馬分析
・カデナ(鮫島駿)
前走の小倉大賞典は荒れた外が伸びる馬場を味方に付けて鞍上のお見事なアシストを含めて久々の重賞制覇を達成した馬だが、4番人気で激走した点と全てが上手い方向に噛み合った点を考慮すれば買い時は前回。
つまり、今回はストレス疲労の懸念がある上に高速馬場で立ち回り力が問われる条件になれば圧倒的に苦戦が濃厚。ココは厳しいレースになるはずだ。
・クロノジェネシス(北村友)
昨年は牝馬クラシック戦線を勇敢に渡り歩いて最後の秋華賞を制覇してGⅠウィナーの仲間入りをした馬であり、現代競馬を象徴する様な休み明けでパフォーマンスの最大を発揮するタイプ。
つまり、今回は十分な間隔を取れる京都記念を勝利してのローテーションで万全の体制。いかなる条件でも走れるタイミングなら安定した力を出す馬だけにココでも堅実に着をまとめて来るはずだ。
・サトノソルタス(藤岡康)
ディープインパクト産駒の初GⅠ挑戦で期待値の高いパターンには該当する訳だが、前回の金鯱賞は得意の休み明けで超スローペースを先行して雪崩れ込むだけの競馬と過信は禁物。
そして、今回は激走後で間隔を詰めたローテーション。初GⅠ挑戦の鮮度を考慮しても期待値は低いイメージだ。
・ジナンボー(藤岡佑)
3冠牝馬のアパパネを母に持つ良血馬で前走の小倉大賞典はジャパンカップからの相手ダウン戦+休み明けで外枠からシュタルケ騎手の積極的なエスコートを含めて3着を確保。
そして、前哨戦を2番人気で3着というローテーションはストレス疲労を残さない悪くないプロセスだが、2走前のジャパンカップを見る限りは単純にGⅠで通用するポテンシャルは足りないイメージは否めず。さらに高速馬場よりはタフな方がベターで今週の馬場状態とはミスマッチ。ココは厳しい戦いになりそうだ。
・ステイフーリッシュ(岩田康)
近走はGⅡで2戦連続(京都記念&AJCC)で馬券圏内に来る安定感のある成績を披露している同馬だが、上位2頭を除くととレベル過ぎた前回と走れるタイミングで鞍上が最高のエスコートをした2走前の内容を考慮すれば単純にGⅠで通用するポテンシャルはないはず。
そして、今回は2走続けて激走をした後のローテーションで大幅にメンバー強化。常識的に考えれば苦戦が濃厚である。
・ダノンキングリー(横山典)
昨年はクラシックを同道を歩み高いレベルで結果を残して来た同馬。そして、今年は前哨戦の中山記念を制覇して満を持して大阪杯に参戦する次第だが、ダノックスが度々と犯している「前哨戦のムダ使い…」これに該当。
実際に鮮度が命取りとなるディープインパクト産駒で前哨戦である重賞をキッチリと勝つ点は本番には全く繋がらない事象。現に先週のダノンスマッシュもしかり同馬主は懲りずに何度もやる節がある訳だが、コノ馬も例に漏れずそれに該当。
つまり、個体としての能力ならメンバー最上位のモノがあるとはいえ、臨戦過程からはお世辞にも買いとは言い難い現状。さらに関東馬には鬼門となる大阪杯となれば人気ほど信頼をして買える馬ではない。
・ブラストワンピース(川田)
前回のアメリカジョッキークラブカップは凱旋門賞を惨敗した影響を全く見せない完勝で力の違いを見せ付けた内容で改めて力を出し切れば高いパフォーマンスを発揮することを証明した。
そして、昨年の札幌記念で鮮やかなイン差しを決めた様に大型馬ながら器用さを兼ね備えた馬で決して大阪杯の舞台が合わない事はないだろう。後は少々距離不足である点は否めない状況ながら川田騎手なら多少の策を練るはず。関東馬には鬼門のレースながら噛み合えばアッサリの可能性もありそうだ。
・マカヒキ(ヒューイットソン)
完全に鮮度の薄れたディープインパクト産駒でL要素が強く相手ダウンの重賞のみで買える馬だが、前走のジャパンカップは内伸びの馬場を外から追い込み4着。
一見すると強く見える内容ながらレースの流れの外から差し込んだ競馬で完全に着狙いに徹した故の結果。つまり、完全に漁夫の利に近い着順で鵜呑みにし過ぎるのは少々リスキー。
さらに今回はヒューイットソン騎手に乗り替わる点もアドバンテージにはならずマイナス材料。ココはバッサリと消しで問題はないはず。
・ラッキーライラック(デムーロ)
オルフェーヴル産駒のCS系で昨年はエリザベス女王杯で久々の勝利を飾ると激走後となる香港ヴァーズでも2着に着順をまとめる強い内容。3歳のクラシック路線から賑わせていた同馬だが、正に今が充実期と考えても異論はないはず。
そして、基本的には叩き良化型で休み明けの中山記念をひと叩きされた後のローテーションは絶好で今回は走れるタイミング。今回は噛み合えば普通に勝つ可能性も大いにあると見て評価をする予定です。
・レッドジェニアル(酒井)
前走の日経新春杯は前半から流れに乗れずチグハグな形の大敗だが、今回のメンバーで阪神芝2000m(内回り)となれば単純に適性面&ポテンシャルで1枚劣るイメージは否めず。苦しい戦いが濃厚である。
・ロードマイウェイ(武豊)
昨年は充実の5連勝でチャレンジカップを制覇して重賞ウィナーの仲間入りを果たした馬だが、前走の金鯱賞は出遅れ+超スローペースを加味しても負け過ぎな印象は否めず、一線級の馬を相手にすると1枚能力は落ちる。
そして、今回は武豊騎手との新コンビで多少なりとも穴人気をする存在ながら期待値は低いイメージ。ココはバッサリと消しで問題はないはず。
・ワグネリアン(福永)
2年前のダービー馬で昨年の大阪杯では神戸新聞杯からのぶっつけ本番ローテーションで3着なら悲観することはない。そして、前走のジャパンカップは雨上がりの東京で内から乾き異常な内伸び馬場の状況を外から差し込んで3着と強い内容で負けて強しと考えてOK。地味な元ダービー馬ながら決して弱いことはないはずだ。
つまり、今回はそこからの狙い済ました休み明けのローテーションで少なくとも昨年よりは盤石の状態。ココはメンバー構成からも昨年以上の結果は十分にあると考えて馬券を組み立てたい所だ。
【大阪杯2020予想考察】のまとめ
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
その馬の名はリンク先、りょう店長の競馬予想ブログの紹介文にて公開中!
<推奨理由>
前走は雨上がりの東京で内が伸びる状況の中を外から差し込んで3着なら負けて強しの好内容。今回は狙い済ました休み明けのローテーションで万全の体制。噛み合えばアッサリと勝つ可能性まで考えて馬券を組み立てたい。
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【毎日杯】
1着:◎サトノインプレッサ(2番人気)
2着:△アルジャンナ(1番人気)
3着:◯ダノンアレー(4番人気)
単勝(◎):290円)
三連複(◎△◯):810円
【中山12R(土曜日)】
1着:◯スナークスター(4番人気)
2着:☆オルクリスト(5番人気)
3着:◎コウギョウブライト(3番人気)
複勝(◎):200円
三連複(◯☆◎):3920円
上記の馬券が示す通りひとレースの購入金額も常識の範囲内であり、目指すは単勝のクリーンヒットや三連複の万馬券というローリスクハイリターン。1日の馬券予算は概ね1万円以内(勝負レース時は例外)を心掛けているスタイルでお小遣い制のサラリーマンのお父様の相性は抜群だと自負しています。
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