2021/02/21

今回は【スプリンターズステークス2019】予想考察|オッズと出走馬分析(後編)についての記事です。
中山競馬場・芝1200mで行われるスプリンターズステークスは秋のスプリント王者を決める大一番であり、各路線から短距離のスペシャリストが相対するGⅠですが、
今年は短距離界の名門である安田厩舎が送り出すダノンスマッシュと東の名将である藤沢厩舎のタワーオブロンドンの2強対決が注目の的…?
そして、春の高松宮記念を制覇しているミスターメロディを含め、快速牝馬のモズスーパーフレアや勢いのある3歳馬で大金星を狙うディアンドルなど昨年とはガラリと違うフレッシュなメンバー構成。
今年は今後のスプリント路線を占う意味でも重要なレースになりそうですね!それでは秋競馬のGⅠのオープニングを飾るスプリンターズステークス。前回の記事に引き続き各馬をシッカリと分析した上で狙える馬を探して行きましょう!\(^o^)/
【スプリンターズステークス2019】予想考察
当サイト独自の予想オッズは下記の通りです。
1 ダノンスマッシュ 2.3倍
2 タワーオブロンドン 3.8倍
3 ミスターメロディ 5.4倍
4 ディアンドル 7.8倍
5 モズスーパーフレア 11.5倍
1番人気は新星スプリンターを目指すダノンスマッシュ
短距離界の名門である安田厩舎が送り出す看板馬であり、前哨戦のキーンランドカップも危なげなく勝利して万全の状態。
さらに前回から川田騎手に鞍上も強化してGⅠ制覇に向けてのモチベーションは相当に高いはず。今回は鬼門の坂を克服してスプリント王者に名乗りを挙げるのか?
2番人気は強行ローテでGⅠ制覇を狙うタワーオブロンドン
藤沢厩舎らしからぬイケイケドンドンのローテーションだが、有力馬の回避により運よくルメール騎手を確保できた点は大きなアドバンテージ。
今回も得意の高速馬場で名手によるスムーズなエスコートがあれば大金星の可能性も…?
3番人気は春のスプリント王者に輝いたミスターメロディ
前回のセントウルステークスはやや不甲斐ない敗戦だが、休み明けは仕上げない藤原厩舎を考慮すれば悲観することはないはず。
つまり、叩き2戦目で勝負仕上げが濃厚な今回は大きな上昇が見込めるはず…?アッサリと巻き返す可能性は十分にありそうだ。
後は勢いのある3歳馬のディアンドルと快速牝馬のモズスーパーフレアなどに続く。
出走馬分析
・ファンタジスト(武豊)
春シーズンは距離適性からはややズレるクラシック路線を歩み奮わない成績に終わるもデビュー当時に披露していた内容や血統を考慮すれば短い距離の方がベター。
そして、この夏はスプリント路線に矛先を向けて久々の1200mで戸惑い追走できずにボロ負けをした北九州記念を経て前走のセントウルステークスでは2戦目+先行する位置取りショックで鮮やかな激走。
改めてスプリンターの素質を見せ付けたレースだが、今回は前回でキレイにショックを決めて激走したことで楽⇒苦の流れ。さらにショックを使った後で前走以上の上積みを見込むのは厳しいはず。ココは苦戦すると見ているが、果たして…?
・マルターズアポジー(丸山)
前走のエルムステークスは適性外のダートで逃げれずの惨敗で参考外。今回はダート⇒芝替わりのショックに加えて一気の距離短縮と色々な狙い要素があることは事実だが、近走の内容やスプリント戦に対する適性などを考慮すれば物理的に厳しいはずだ。
・ミスターメロディ(福永)
今年の春は高松宮記念を制覇してスプリント王者に輝いた同馬だが、お世辞にも天下を取ったとは言い難い競馬であり、決して実力&実績共に抜けた馬ではない。
そして、前走のセントウルステークスは好位追走から伸び敗れる形で見せ場なく8着に惜敗をしているとはいえ、本番を見据えた叩き台である点を考慮すれば鵜呑みにする事はないはず。
つまり、今回は前哨戦をひと叩きされての叩き2戦目で藤原厩舎の勝負仕上げが施される絶好のタイミング。少なくとも前走以上のパフォーマンスは見せてくれるはずであり、巻き返しを期待する。
・モズスーパーフレア(松若)
気性面に問題を抱えるタイプであり、やや間隔の空いたローテーションと凡走後なら走れるタイミングにはあるはず。
そして、前走の北九州記念は大幅な馬体増に加えて逃げれず外の3番手からロスの多いレース運びで差しが決まる馬場状態を考慮すれば悲観する内容ではないだろう。
つまり、今回は上記で書いた通りの臨戦過程で3走前にハイレベルのパフォーマンスを示した舞台。ココは逃げの位置取りショックを使いスムーズなレースが出来れば一変の可能性がありそうだ。
・ラブカンプー(酒井)
完全にS質の切れた馬であり、巻き返すには大きなショックが必要不可欠。つまり、同路線を使われている今回はガラリと一変を期待するのは酷なはず。ココは厳しい戦いが濃厚だ。
・リナーテ(三浦)
今年は重賞レースに出走して全て馬券圏内と5歳のシーズンに来て本格化を迎えているイメージであり、馬群を付ける精神力や外から差し込める脚力と総合的に高い能力を秘めた1頭。
そして、今回は使い詰めのローテーションが気になる所だが、前走のキーンランドカップが3番人気3着ならギリギリ耐えられる臨戦過程で初GⅠ挑戦の鮮度を考慮すれば十分に力は発揮できるはず。
後は鞍上が気負わずに騎乗すれば大崩れはなさそうな印象。ココは人気薄ながら一発に警戒をしたい所です。
・レッツゴードンキ(岩田康)
今年で7歳を迎えるおばちゃんランナーだが、今年の阪急杯や高松宮記念で披露した内容から能力的な衰えは一切なし。
そして、特に高松宮記念は高速馬場で展開&馬場の利が無い状況を考慮すれば上り最速の脚を使い追い込んで勝ち馬から0秒3差に詰め寄った競馬は優秀であり、強いと言わざるを得ないモノ。
つまり、今回も本質的には向いているとは言えない超高速馬場の舞台設定だが、単純な能力だけで差し込んで来る可能性は大いにあるだろう。内目の枠からロスなく立ち回れば一発のチャンスはあるはずだ。
【スプリンターズステークス2019予想考察】のまとめ
最後に注目の穴馬をご紹介します。
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春の大舞台での惨敗は完全にローテーションと調整過程に原因があり、決して力負けではないはず。さらにその点は調教師も認めている為、今回は同じ過ちを犯さない様に対策をしてくるだろう。ココは自身の持ち味を活かすスムーズな逃げで一発を期待する。
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昨年のスプリント王ファインニードルが引退、春の高松宮記念ではミスターメロディが新たなスプリント王に名乗りを上げる結果となったが、前哨戦とは言えセントウルSで8着と不安を残すスタートを切り、再びスプリント路線は混沌の色を増してきた。
そもそも、高松宮記念は内々を上手く通ってきた馬たちによる決着であったため、「あれが実力通りではない」と見る関係者は多かった。人気を背負っていたダノンスマッシュは、薬物騒動で色々ありながらもキーンランドCを快勝してリスタートを決め、スプリント路線に矛先を替えたタワーオブロンドンがサマースプリントのチャンピオンに輝くなど、この路線は夏場にも動きがあり、この1戦は見応え十分、馬券的にもかなり面白くなるだろう。
注目の1つとなるのが、桜花賞馬グランアレグリアの参戦だ。これまで見せてきたスピード能力は言うまでもなく高いが、スプリントとなれば話は別。まして初距離でブッツケ、中山も初めてと初物尽くしとなる。しかも、藤沢和厩舎はタワーオブロンドンと2頭出しとなる。この参戦の裏にある思惑は、馬券においても大きなカギとなるだろう。そこには、GIにおいて無視できぬノーザンファームの存在の影もちらつく。
実は、ノーザンファームが最も結果が出ていないGIがスプリント路線。ノーザンファーム関連馬がスプリンターズSを勝ったのは2008年のスリープレスナイトが最後、過去10年において生産馬がスプリンターズSを勝っておらず、連対すら僅かと明らかに不得手としている。そもそも、「生産や育成のコンセプトがスプリントに向いていない」との話もあり、この路線に力を入れてこなかった感はあるのだが、グランアレグリア、そしてステルヴィオまで参戦させる今年は何やら様相が違う。だからと言って、単純に“買い”となるほど、競馬界の内情は簡単ではない。
ライトな馬券購入者が増えるGIは、新聞を売るために世間に流布する情報量は多くなるが、大半は当たり障りない情報であり、そういった情報を参考にするから、外れ馬券を掴むことになるのだ。
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